悪質なマルチ商法によるトラブル例

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悪質なマルチ業者のマルチ商法によるトラブルの例は、かつてこんな事が報告されていました。

・必ずもうかると言われて数十万円もするような高価な商品を買わされた。

・とうてい売り切れず、自分でも使いきれないほどの大量の在庫を買わされた。

・友人に誘われて、遊びに行ったら、高額な商品を契約する羽目になった。

・何度も断ったのに、しつこく勧誘される。

・クーリングオフの拒否をする。

・どう考えても、一般的な市場価格とかけ離れた商品をもうかるからとビジネスに誘われる。

・概要書面や契約書類などを渡してくれない。

まともなマルチ商法というのは、法的に「特定商取引に関する法律」の中で、連鎖販売取引として、定められた商品の、あくまでも販売方法です。

MLMつまりマルチレベルマーケティングというビジネス手法から、このマルチ商法という言葉はきており、マルチレベルマーケティングは、口コミで消費を拡大していく、大きな流通を起こすのが、目的のネットワークマーケティングのことでもあるのです。

日本でも法律で定められたビジネスである以上は、法律を遵守して、適正な営業活動を行っている上では、まともなビジネス、れっきとしたビジネスなわけです。

ただ、マルチ商法というと、どうしても悪質な商法のイメージに、染まってしまっていることもあり、どうしても、損をしています。

その理由については、いくつか考えられるのですが、あくまでも合法のビジネスであるとは、いっても、その販売方法の形態からして、問題が起こりやすいビジネスであるということが、そもそも、あるわけです。

一般的に流通している商品の場合なら、口コミで、その商品を勧めている場合には、利害関係などは、何も発生しないので、ただ純粋に、その相手のことを考えて、情報を提供するわけです。

ところが、マルチ商法の場合は、口コミで相手に、その商品を紹介した場合には、何らかの利害関係が、どうしても発生してしまいます。

その利害関係が、一番問題を起こしやすいのです。

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